マンダレー近郊にはITを教えている工科系大学が多い!
マンダレー工科大(写真1枚目)を始め、ザガイン、チャウセー、モンユワなどのマンダレー近郊都市の工科大でもIT学部はあるし、マンダレー、チャウセーにはコンピューター大学もある。さらに、マンダレーから避暑地ピンウーリンに向かう途中には、数年前にできた
ミャンマー最大のIT大学もある!
その名もCYBER CITY !!(かっこいい!)
最近の日本のIT人材の不足を補うべく、これらIT人材に日本語教育を行い、日本のIT企業に就職させたり、ミャンマーの日系のオフショア開発をしているIT企業へ就職させたりする動きもある。中には、これらの大学の中で、最終学年の学生に1年かけて日本語を教え、卒業後、即IT企業に就職させるというスキームを作っているところもある。
日本語習得には、IT技術の習得より時間がかかるように感じるが、逆に外大出身の日本語が上手な学生にITを教えるという形を取っているところはないようだ。
ITのほうが適正が問われるという面もあるのだろう。
うちでもCyber City近くに分校を出して日本語を教えているが、なかなか難しい面もある。ここは山の上の自然の真ん中に大学があり、周りにはほとんど何もない。学生はヤンゴンやマンダレーなどの地域から来ており、大学の長期休みなどは帰省するし、テスト期間やテスト前の1か月くらいは大学の勉強が忙しく、日本語の授業にはほとんど出られなくなるため、集中して日本語を教えられる期間が取りにくい。ただ、学生たちは頭もよく、理解が早いので、短期間でもそこそこ習得してくれる。
いずれにしても、ITと日本語の2つを習得した優秀な学生たちは、今後、ミャンマー、日本の将来にとって貴重な人材になっていくのは間違いないだろう。
うちでも「IT×日本語」人材育成に力を入れていきたい。
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