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  • 執筆者の写真SAMURAI日本語教師

マンダレーで最大規模のデモ

2月1日の国軍によるクーデターから3週間が経った。市民は昼間はデモを行い、夜は住民が交代制で自警団を結成し、見回りを行っている。これは国軍によって解放された2万の囚人たち、及び、不当に家に侵入しデモ参加者を拘束する軍から、自分たちを守るためである。特に、自警団が捕らえた囚人たちは、ガソリンを持たされ放火を指示されていたり、薬品(毒物?)をアパートなどの貯水タンクに混入されるように指示されていたりする。その中には、貧困層の子どもたちもおり、首に注射されたと証言し、意識も朦朧としていることから、麻薬のようなものを打たれ、犯行を指示されたのではないかと言われている。これらは国軍による常套手段で、国民を怒らせ、武力衝突を誘発し、それを鎮圧することでクーデターの正当性を引き出すためだ。また、夜0時から朝9時まではインターネットは毎日、遮断されている。これも、国軍に都合の悪い深夜の拘束などをSNSでliveされるのを防ぐためとも言われている。マンダレーでは、2月20日にデモ隊へ向けて、国軍からの発砲があり、2名が死亡し、30名近くが重軽傷を負った。これを受け本日2月22日、2が3つ並ぶ日に、大きなデモをしようとSNSで呼びかけがあり、本日のデモはこの3週間でおそらく最大規模のデモになった。今のところ、マンダレーでは、武力衝突や死傷者の情報は入っていない。



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